お待たせいたしました!山葡萄細工のフェアが始まります

みなさま、こんにちは。
季節はすっかり秋になりましたね。短い秋単衣の期間を楽しむべく、美術館やカフェ巡りなどお着物でのお出掛けを楽しんでいる方も多いのではないでしょうか?
東京ミッドタウン店のお向かいのサントリー美術館では16日より『天下を治めた絵師・狩野元信』の展示が始まり、連日多くのお客様で賑わっています。

狩野派二代目である元信は、歴代狩野派の中でも最も高く評価される絵師といわれ、精緻でいて迫力ある作品の数々は一見の価値がございます。

さて、お店ではこれから年末に向けて、ミッドタウンへお越しの皆様に楽しんで頂ける様々なフェアが目白押しです。
今日は週末から始まる「群馬伊勢崎・工房嶌吉の山葡萄細工フェア」のお品物をご紹介いたしますね。
群馬伊勢崎・工房嶌吉 国産山葡萄バッグフェア
期間:2017/9/22(金)~10/1(日) 9/30(土)12時から18時…職人による実演

昨年秋の初開催時には大変ご好評を頂いた工房嶌吉の山葡萄細工を、今年も皆様にご紹介できる運びとなりました!
工房嶌吉は、群馬県伊勢崎の職人・毒島吉一さんが山葡萄や胡桃の編み組細工を手掛ける工房です。
今回はミッドタウン店でのフェアに合わせ山葡萄の籠、長財布をご用意いただきました。
毒島さんの作品の魅力は、組み込みの緻密さと正確さ、手に持った時の軽やかさです。
・山葡萄籠バッグ…税抜¥370,000-
こちらは「花結び」と呼ばれるお花を敷き詰めたような組み方で編まれた籠なのですが、お仕事の丁寧さは画像からもお分かり頂けるのではないでしょうか?
側面から底面へと続くカーブのラインにも自然な流れで花結びが並び、手触りがとてもしなやかです。

さらに今回は、非常に珍しい山葡萄の長財布もご用意しております。

・長財布 (奥)花結び…税抜¥160,000-
・長財布 (手前)乱れ…税抜¥96,000-

日々使っていくうちに、色艶が深まり、はじめは淡い茶色だった樹皮が深みのある濃茶へと変化していくのも山葡萄細工の醍醐味です。
「いつかは欲しいと思って、いろいろ見てはいるけれど…」という方の多い山葡萄の籠や小物。
永く大切に使いたいからこそ吟味して選びたいお品物ですよね。
世間に出回っている品物の中には、外国産や作り手の分からないものもあり、何が本当に良いものなのかお迷いの方も多いと思います。
会期中9/30(土)には毒島さんご本人が来場し、籠組みの実演や籠バッグにまつわるお話をして下さる貴重な機会となっております。

・昨年の実演の様子です。
お手持ちの編み組細工のメンテナンス方法やお修理のご相談にも乗って下さいますよ!

いままで何処でも見たことの無いような繊細さと機能性の高い逸品を手に取って頂ける10日間となります。
是非この機会にミッドタウン店へお越しくださいませ。

 


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