» 2009 » 12月のブログ記事

SALUT JIYUGAOKA

| 直営店 | | 1件のコメント

SALUT JIYUGAOKA!って「じゃあね自由が丘」という意味です。ご案内にも記しましたが菱屋カレンブロッソ自由が丘店とsence of wonder Shimauma Cafeは年明け1月の24日をもちまして閉店します。
ホント残念です。本業の和装の商品から数えて50年の長きに渡り自由が丘の皆様には弊社商品をご愛顧いただき本当にありがとうございました。
理由は2つ。東急電鉄さんとの賃貸契約期間満了です。そもそも6年前に自由が丘駅正面口の越後屋さんの撤退が決まって移転先を探していたときに、東急の関係者とススキノで飲んでいて「自由が丘でいい場所ないですかね」というオファーに「ちょうど南口の八千代銀行さんのところが空くよ」と聞いて早速応募しました。後から聞くと出店社は決まっていたそうですが、彼の熱いPRで出店できることになりました。具体的な契約条件のほかに「自由が丘の町らしく自由で個性的な店作り」を約束しました。このときの契約が5年間。平成20年8月まで。えげつない家賃もちゃんと支払って4年目に無条件で1年延長をご提示いただいた。21年9月まで。そして今年5月にあと半年伸ばしてもらいました。2010年の1月まで。閉店は単なる契約終了によるものです。
もちろん今後も続けていけるように交渉しました。が、お上の決定らしいです。仕方ないです。今だ閉店後にどんな店が入るかの情報もなくイチ卒業生としては転入生の人となりが気になりますが、仕方ないことです。下ることもなく上ることもなかったえげつない家賃を倍払うからと言ってもダメだったでしょうね。そんなん言うてないけど。
もう1つ。時代の流れが変わったこと。弊社でも直営店の売上が低迷する反面ネットの売上が好調です。もちろん当社のことをご存知でない新しいお客様にお買い上げいただいていることもありますが、顧客の皆様がネットでお買い上げいただくこともあります。これは消費構造が本当に変わってしまったからでしょう。消費者である僕もネットで物を買うときにクレジットカード番号の入力を何もためらわなくなったもんな。
青葉台、京阪京橋、名古屋、北千住、代官山、札幌、カフェ2、新宿、立川、直営店をいっぱい作りました。1億の借金はやや減りましたが、広告もせず直営店を作って、待ち行く人の流れのままに商品を並べて、見ていただいて足を止めていただくという商法はもう大資本でないとやっていけないかもしれません。メジャーリーグ式。
幸運なことに東京ミッドタウン、京都、大阪、福岡に直営店は残りますので、今後とも変わらず、日本・パリ・アジア、和装・洋装、メーカー・小売、ネット・催事・卸とカレンブロッソは「個性派」であり続けたいと思います。目指せビッグマイナーブランド。二軍の打点王!

SALUT JIYUGAOKA!って「じゃあね自由が丘」という意味です。
仲の良い友達と当たり前のように再会できるはずのサヨナラなんです。

新和装

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ここ数年和装関係者の皆さんとお話しする機会に恵まれていて、業界での自分のポジションを再認識しながら情報交換をしています。旧態依然とした和装業界の慣習が、嫌になってその業界を出て、「洋」のマーケットでもまれて、昨秋からカフェぞうりを引っさげて戻ってくると、例えばクレジット販売の大手が業界から姿を消していたり、若い経営者のもと新しい商品群を求める声が大きくなっていたり、ネットの普及で上代設定が当たり前になって10年前の下代から一次問屋二次問屋地方問屋小売店とものすごい販売価格になっていた値段設定が見直され始めたりしています。
また製造業が日本を離れていく中でモノ作りをしている、できるメンバーの影響力が高くなっていると感じます。
売り先も、実際に着物を着ようとする消費者の皆様も、同じく変化しているのも体感しています。
そういう変化を感じているモノの作り手も買い手もステークスホルダーみんなが、「今までの呉服売場でもないし、着物でもないし、値段もそんなものじゃないし」とぼんやりと「このへん」と杓子定規のX軸Y軸の任意の表の空白部分にマークするようなマーケットが出来つつあるように思うんです。グレーの色鉛筆で記入する部分は未確定で未熟なんですけど、みんながこの辺と思うゾーンがだんだんと輪郭が見えてきた気がするんです。
そこを「新和装」という言葉でまず具体化しました。今流行のファストファッションではなく「スローファッション」という性格のもの。地に足着いたモノ作りで、身の丈にあった楽しみ方で、歴史や成り立ちは尊重するけど様式美ばっかりにとらわれない自由で自分らしく。うわべだけでもいいし、結果的に勘違いのものでもいいと思う。なんちゃってジャパニーズでもいい。
着物は和服だ。和服はイコール着物か?僕をなんちゃって着物好きにしてくれたのがAwaiの木下さんと㈱岡野の浅野さんでした。着物の下に黒のタートルネック・・・かっこよかったなー そんなティッピングポイントがあって「あれオレ履き物屋やん」と花緒サンダルのメンズバージョンに力を入れて、そこそこ評価もいただいていっぱしのなんちゃって着物人と見られることになった。
一つわかってることは俺は洋服で言う靴屋であるということ。服がありきの靴屋なのだ。バッグもしてるけど。服がありきのバッグ屋なのです。洋服業界においても着物業界においてもメインにはなれない身分は理解しています。逆にだからこそフットワーク軽く百貨店で言う婦人雑貨売場にスッと入れたり、パリの展示会の審査なんかにも通っちゃうんだけど。それは着物用の履き物でもあり洋服用の履き物でもある<和服の靴>なんだと気づきました。花緒サンダル、ZETTA、カフェぞうり。
そんな話をした老舗博多織のご存知岡野社長、うめだ阪急呉服バイヤー下澤さん、元和装小物問屋を辞めて思案中の寺本さんと梅田駅ガード下にて。
僕の新和装業界へのアプローチはカフェぞうりだ。こういう考え方をしながら、流通もネーミングも自社生産も泥水をはみながらやってるんです。だからどんだけ大きな会社か知らないけど「カフェぞうりってなんぼでうちにに売ってくれるの?」「上代が設定してある商品なので〇〇です」「そんな値段ならウチは買えないな。なんとかならんの」という電話一本での自己完結トークはやめてください。
そして売れてるらしいでということで類似品を作ろうとするのも、別にいいけど、こっちがうなるようなものを作ってくれよ。
「新和装」を提唱するために何から始めるべきか?商品は?メンバーは?形態は?時期は?PRは?大阪人らしくまずは「やってみなはれ」だ。

    

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  • 笑える写真 http://twitpic.com/2l25t1
  • 本日から開催のパリプルミエクラスのトレンドブックに掲載していただきました。 http://twitpic.com/2l25na
  • 足袋屋さんで打ち合わせ。ハイソックス足袋をリクエストするが、それ専用の抜き型が必要とのこと。1型あたり10万くらい。22.5cmから27.5cm、5ミリ単位で作ると110万か。冬場に足袋の切れ目の素足は寒いねんけどなあ。
  • 行けまへんねや。10月の寺本展示会とか、呉服屋飛び込み営業とかで。
  • 注染の中尾社長と打ち合わせ。工場持って、企画ができて、小売店もある。苦しいけれど、理想形だと信じている。
  • あー去年まではこの時期パリに行く用意してたのになあ。優秀な現地スタッフがみつかって任せられると思ったけど、行きたくなってきた。世界中から集まるブースの雑貨みるとか、市内をうろうろするとか、バンプの蚤の市で異邦人気分味わうとか。行けばいくほどいいんだよなあ。
  • IFFの新和装ゾーン、出展社10社集められるか!?他にないものを作るのは当たり前。それをいかに売るかの時代。作り手と買い手のマッチングの場として合同展示会は確実な成果があるけど、出展料の採算が不明。しかしPR効果、やったるで感の一歩になる。
  • 和装関係者の皆さん。1月のIFFで「新和装」ゾーンを事務局から確保いただきました!出展の経費はかかりますけど、リスクと夢で作った商品を全国のバイヤーに披露しましょう。お恥ずかしながらタテマエ上オーガナイザーは私です。ご興味のある方はmac@calenblosso.jpまで
  • エイ素材の別注が立て続けにやってきた。あの人が履くのか。経済人や芸能人の情報はなかなかツイートできない。実はややうれしいねんけどな。
  • 盆明け初日。車のバッテリーは上ってるわ。会社の電灯の一部が漏電でブレーカー上るわ。変なテンション上る。午後からカレンブロッソ事業部立ち上げ後初めての本社会議。