» 2007 » 10月のブログ記事

ちんどん屋さん

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本日は年に一度の「からほり町アート」の日です。数年前から谷町本店がある谷町の路地で点々とアート作品が並びます。僕としては初回からそんなに乗り気ではないのですが、人が集まってきて町がにぎわいます。
写真のお三人さんは「ちんどん屋さん」です。賑やかに奇天烈な格好で耳目を引いて笛や太鼓に合わせて踊り練り歩きます。このイベントをわかりやすい宣伝してくれます。広告業の本髄だ。そういえば少し前に「大阪人」という雑誌のこの町の特集で表紙になっていたな。そのまま巻頭特集で紹介されて、その次が菱屋カレンブロッソ谷町本店だったんだよなあ。
衣装は着物か・・・これは大昔からのちんどん屋の制服です。ちんどん屋が仕事をするときのユニフォーム!に違いない。目立つからといって着物を着ているのではない。に違いない。
最近僕も着物で新幹線に乗って東京へ商談に行く事も恥ずかしくなくなりましたが、皆さんが好奇の目で見てくれるのは、このちんどん屋を見る僕の目と同じなのか!?おしろいを塗ったら「志村」みたいになりそうだぞ。角度を変えて考える。僕も着物姿でドラや太鼓を持てば広告代理店業ができるのだろうか?電通マンになれるのか。
そんなことを考えた秋雨の上がった1日でした。志村かあ

着物を着るようになりました。さすがにこの格好で町を歩いていると目立つ。好奇の目にさらされる。ある人曰く「コスプレ」だ。ところが慣れてくるともっと見てくれ。ちゃんと見てくれ。と道の真ん中を歩けるようになってゆく。その心境の変化はたむらけんじの裸にグラサン芸的なまさしくコスプレマニアの境地。陶酔感。
この「覚悟を決めた!」つき抜け感を乗り越えるとその異彩がだんだん病みつきになってしまいます。この、人に見られる快感は人間の本能の、またファッションの原始的な部分の一つではなかろうか。
と発言すると着物はコスプレ衣装か!といわれそうだ。でも文明開化の頃なら周りが着物を着ている中で、はたまた全員が裸にグラサン獅子舞で生活している環境で、洋服を着始めた人は僕と同じ感覚を持ったに違いない。
着物の着方にはルールがあって、それを実践するのがなかなか難しい。その形式美が尊敬に値するもので美しいことは理解している。でも例えば出来上がった新曲を譜面どおりに歌えと教育される昭和の新人演歌歌手ではないのだから、一拍おいたり、強弱をつけたり、振り付けをしたりで豊かに表現したいのだ。着物もファッションなんだから自由に着くずして楽しみたい。それは「もっと見てくれ」「ちゃんと見てくれ」本能がそうさせてしまうのだろう。獅子舞を持ったらかぶりを振ってうねって踊りたい。
ただしルールはある。フォーマルな席にデニムにスニーカーでは出かけられないように越えてはならない礼儀は存在する。冠婚葬祭にはやはりそれ用の着物があるし。逆にその着物を普段着たらおかしいいし。それを知らんなければ自由なきものファッションは危険だ。それをわきまえれば楽しい。
それに気づいて、それを実践していることを教わって、すっかり普段着は綿の着物にタートルネック、五本指ソックスにZETTA、斜めがけショルダーバッグOK。これでいいのだ。

自分のブログで顔をさらすのは今まで避けてきたんですけど、僕も覚悟を決めた。おかげさまで東京ミッドタウンの成功で(今のところ)突き抜けた感も経験しましたんで、次のステージに進むためにも自らが矢面に立って、新しい着物業界へ挑戦していきたいと思っています。唯一心残りなのは散髪屋の「キャンペーンですよ」という言葉に乗ってストレートパーマをかけてしまったことだ。ブログタイトルが「天然パーマ」なのに。

着物Begin

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11月20日に「着物Begin」というムック本が創刊されます。その取材が当社東京ミッドタウン店でありました。「Begin」誌はモノマガジンやGoodsPress、Get NAVIと同じく、男性向け高級雑貨を扱う確かその昔、LEONの岸田さんが編集長を務めていたおしゃれメンズにとっては時代の教科書で、女性誌と違いファッションの流行を追うのではなく、作り手の気持や、モノへのこだわりにフォーカスを当てる現代のポパイ誌のような存在です。ため息ばかりの「時計Begin」や「眼鏡Begin」でもその視点が生かされていて、つい「どれを買おうかなあ」と贅沢な悩みを突きつける雑誌です。
今回は親会社世界文化社の「きものサロン」誌が監修をされるという事もあり、本格的且つBegin誌独特の切り口の着物本が誕生します。さらに男着物に注視するという視点は呉服業界に革命をもたらすきっかけになると僕は思っています。

この秋冬から「花緒サンダル/ZETTAを着物にも合わせて履きましょう」というキャンペーンを始めています。これはちょっとした外出に綿の着物を着るのならカジュアルテイストでカレンブロッソのサンダル式の履物でもOKですよという提案です。もともと浴衣にもデニムにも合うニュージャンルの履物として開発した商品ですので、さすがに絹の着物を着てフォーマルな席につくとき、例えば洋服ならモーニングやネクタイつきスーツを着て革靴をはかなければいけない場所、以外ならジャケット・パンツ、Tシャツデニムのイメージで花緒サンダル/ZETTAでいいと思うのです。これは創業81年目和装履物屋の提案です。僕はそれにタートルネックやTシャツを着ます。足袋の変わりに5本指ソックスを履きます。
そういう提案が次回誌面になるそうです。それも世界文化社の「着物Begin」でです!読者としても楽しみな本なのに、それに載せていただけるなんて。光栄です。
光栄ついでに。取材チームから漏れ聞くところによると、今回の「着物Begin」の創刊の最終決断をしたのが、なんと菱屋カレンブロッソ東京ミッドタウン店をご覧になったからだという噂です。「見た目はちょっと変わった雑貨店なのに、良く見ると和柄だ、草履がある、製造元は古い履物屋だって!? こういう和の商材の進化の仕方があるのか」という興味からだそうです!
阪神がクライマックスシリーズで敗退しても(今日が2戦目)、わが関西学院大学ラグビー部が開幕2連敗しても、借金が1億あっても換えがたい画期的なことです。
本が発売されて、男着物ブームが来たらどうしよう~波に乗りたいなあ~「時計Begin」で2年も前から欲しくて買えなかった腕時計が買えたらいいのになあ~
商魂たくましく、その波に乗れるように、このブログで花緒サンダル/ZETTAのPRを抜かりなくやっていこ。IWC買うぞ!

    

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  • 笑える写真 http://twitpic.com/2l25t1
  • 本日から開催のパリプルミエクラスのトレンドブックに掲載していただきました。 http://twitpic.com/2l25na
  • 足袋屋さんで打ち合わせ。ハイソックス足袋をリクエストするが、それ専用の抜き型が必要とのこと。1型あたり10万くらい。22.5cmから27.5cm、5ミリ単位で作ると110万か。冬場に足袋の切れ目の素足は寒いねんけどなあ。
  • 行けまへんねや。10月の寺本展示会とか、呉服屋飛び込み営業とかで。
  • 注染の中尾社長と打ち合わせ。工場持って、企画ができて、小売店もある。苦しいけれど、理想形だと信じている。
  • あー去年まではこの時期パリに行く用意してたのになあ。優秀な現地スタッフがみつかって任せられると思ったけど、行きたくなってきた。世界中から集まるブースの雑貨みるとか、市内をうろうろするとか、バンプの蚤の市で異邦人気分味わうとか。行けばいくほどいいんだよなあ。
  • IFFの新和装ゾーン、出展社10社集められるか!?他にないものを作るのは当たり前。それをいかに売るかの時代。作り手と買い手のマッチングの場として合同展示会は確実な成果があるけど、出展料の採算が不明。しかしPR効果、やったるで感の一歩になる。
  • 和装関係者の皆さん。1月のIFFで「新和装」ゾーンを事務局から確保いただきました!出展の経費はかかりますけど、リスクと夢で作った商品を全国のバイヤーに披露しましょう。お恥ずかしながらタテマエ上オーガナイザーは私です。ご興味のある方はmac@calenblosso.jpまで
  • エイ素材の別注が立て続けにやってきた。あの人が履くのか。経済人や芸能人の情報はなかなかツイートできない。実はややうれしいねんけどな。
  • 盆明け初日。車のバッテリーは上ってるわ。会社の電灯の一部が漏電でブレーカー上るわ。変なテンション上る。午後からカレンブロッソ事業部立ち上げ後初めての本社会議。