自分がその起因になる日常現象で風変わりな体験がある。それはよく見知らぬ人に道を聞かれることだ。
年に5,6回はある。大学生の頃からだから、100回弱か。それぐらいはあるな。渋谷で郵便局を聞かれることがあれば、札幌で大通りがどこかと聞かれ、イタリアでインド人に道を聞かれたこともある。今回強烈な出来事があった。
本題に入る前に、イタリアでのエピソードを。どっかの橋の上で立ち止まってたら、インド人に声をかけられた。地図を片手に道を聞こうとしているのはわかる。地図を見ながら努力したけど彼の言っていることもわからず英語で対応した。むこうもそれを察してあきらめたようで最後に握手を求めてきた。握手をして彼はその場を去ったのだけど、すぐその後に西洋人2人組みが俺のところにやってきた。どこのホテルだ?何人だ?財布とパスポートを見せろ?とまくし立てる。財布とパスポートを手渡したときはびびったよ。新手の詐欺グループかと思った。で、お宅ら誰だ?と聞くと警察のものだと言いよる。財布とパスポートを返してもらうと、今度はポケットの中を見せろと。ハッシッシを今手渡されただろと言ってくる。そんなもの持ってるわけないやん。バカ、バカバカバカ。どうやらさっきのインド人と握手したときにそのように見えたらしい。
でもさあ、そん時にもしそういうもんを手渡されてたとしたら、どうなってたんだ?
それクラスの出来事が起こったんですよ!JR赤羽駅の階段で。
新宿から伊勢丹の浦和に打ち合わせに行くのに、乗り換えようと下り階段を下りてたら20代半ばの男性に声をかけられました。太めにめがね。いわゆるアキバ系。綿パンにリュック。彼曰く「家に帰れないんですよ。100円めぐんでもらえませんか。すいません本当に困ってるんです」って言われたらどうします?おまえ100円を儲けるのがどんなに大変かわかってるんかと思いながら、財布を取り出して「100円か」と小銭を用意しようとしたら「900円なんです」と言いやがる。きゅ、きゅ、きゅーひゃくえん!900円は大金だぜ。花緒一本売ってもまだ足らんわ。でしばし逡巡。小銭入れを見ると銀貨数枚と十円玉。も一回逡巡。もー、一回逡巡。「みんなに断られるんですよ」って言われたらどうします?そらそうやろ100%なんか怪しいなあと思うよな。ふつう。それがオレの場合、2~3%だったんだよなー。で、1000円渡した。
「それが手よ」「常習犯じゃない」「連絡先ぐらい教えるでしょ、本当に困ってるんだったら」といつものキャバ嬢にも諭された。けど、金は天下の回りもんだし、お賽銭さと言い張ってる。雨にかすんだ東京タワーが俺を見つめていた。
» 2006 » 4月のブログ記事
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