» 2005 » 10月のブログ記事

こないだ遅刻をしでかした年に1度アポが取れるかどうかの超大物に再度アポ取りを申し込む。美人秘書の温かいはからいで2度目の商談が実現しました。しかもいい方向に話が進みそうで「あの店にうちの商品が並ぶかもしれませんよー」というところまでこぎつけてきました!
でもってその商談の内容をまとめた資料を作成しようとしたわけです。候補の商品、価格、素材などをまとめたものなんですけど、今現在スパイラル状態でどつぼ踏んでます。
①資料4枚の原稿の下書きは僕がしました。それをパソコンが得意のアルバイト君に頼もうと土曜日の昼前後に会社に来るように連絡する。日曜日は用事があるので土曜日中に作成・発送して月曜日に届けたいわけですよ。なのに連絡が取れずイライラする①
②夕方ぐらいにアルバイト君から連絡があって「今日の晩は用事があるのでダメです。明日の午前中は?」と聞かれたので、昼からの用事の前に済ませて日曜日中に送れば月曜着がいけると思い日曜日の午前中に出社してもらうよう約束。おまえが普通に出勤してたら予定通りにできたんやとイライラする②
③用事の準備のため早めに帰る。帰り途中21時30分頃、アルバイト君から電話「明日の午前中は無理になったので今から会社へ行ってもいいですか?」と電話あり。俺は今、帰っとんのや!とイライラする③
④御堂筋を走っていたのでスグにUターンも出来ず、また工事渋滞でイライラする④
⑤22時15分ごろ会社へ。デジカメで写真撮りをしながらアルバイト君を待つ。「写真もおまえに頼むつもりやったんや」とイライラする⑤
⑥アルバイト君出社。酒臭くてイライラする⑥ 誰のせいで俺はイライラしとんねん!
⑦夜中の1時頃、無事資料完成。プリントアウトしようとすると、「そうだプリンター壊れてるんだ」
普通に使っててなんで急に壊れるんだとイライラする⑦しかもこんな大事なときに!
⑧しかたなくCDRにデータを落として明日キンコーズで出力するか。日曜日の午前中の仕事はなくなったはずなのに、宅急便の集荷の関係でやっぱり会社にいかなアカンやんけとイライラする⑧
⑨データを焼付け後、他のパソコンで開けてみる。確かに文字は入力されてますよ。でも写真が添付されてないやん!保険にもう一枚同じ要領でCDRを作成。アルバイト君いわく、マックとウインドウズの互換性の関係だからマックで出力したら大丈夫ですよと言う。言ったよな。確かにそう言ったよな。翌日9時前にキンコーズに行く。出力してくれというとセルフなので自分でやってくれだと。その際コンピューター使うのに10分で210円だと!とイライラする⑨
⑩CDRをあけるとやっぱり文字だけじゃん
月曜着で資料送るのあきらめまーしーた。今日はいい天気だったねー

大失態をしでかした。商談のアポイントメントに30分遅刻した。
僕は典型的なA型の性格通り、まじめで特に時間には正確です(でした) 小・中学校ともに無遅刻無欠席やったし。コンパなどで「遅れていくことがモてる要素」だと分かっていながらも5分前には1番乗りで到着する男なのです。さすがに社会人になるといろんな事情で商談に遅れることもありますが、そのときは「30分ほど遅れます」と事前に連絡はします。今回はその連絡も入れず。というのも商談開始時間を1時間勘違いしていました。しかもメールで16時に伺いますと確認までしていたのに。17時だと思い込んでいました。
その程度で大失態だと嘆くなんてと思わないで下さい。商談先が年に1度アポイントが取れるかどうかという超大物なので落ち込んでいるのです。ファッション関連のメーカーなら誰もが最も取引をしたいと切望するグループの会長とのアポですよ。カニすきをみんなで食べに行こうと約束して、お腹を空かせて行ったのに30分遅れて「もう雑炊かー」という感じです。こっちはその商談のために資料をそろえ、服も買い、散髪もして準備していたにもかかわらず、その直前の商談中の16時20分頃に秘書の方から「まだ来ないの?」と電話を頂くまで時間の勘違いに気づかずしまいです。
急遽商談を切り上げて、走って走って指定の商談場所へ。商談室で少し待って商談が始まる頃には上半身の毛穴から冷や汗が吹き出ていました。16時から45分を予定していただいていたところを10分だけお話をさせていただきました。
あー失敗した。いつか笑い話になりますように。

先日のつたない絵からもうすぐサンプルが出来てくると思いますけど、その前にその前から発注していた新作が出来てきました。型式B-642、商品名ミックです。と刺し子デニム。34インチ。
こいつはその昔、カレンブロッソ立ち上げの1つ目のバッグでB-600というのがありまして、そいつの後継種です。「ああ、それから42昨目になるのか・・・」というわけではありません。適当に語呂で商品型番をチョイスしてますんで。B-634で「ムサシ」、M-775で「ななこ」というバッグもありました。この商品は高級ぞうり用の本革にしまうま型押しをしたもので(その革のシリーズをメトロというんですけど。メトロコンシャスという受け入れにくいはやり言葉がでてきて困惑してます)黒のツヤ感が味わい深いのが特長です。その素材とデザインのいかつさから「Rockだ!」というインスピレーションが湧きました。ロックといえばローリングストーンズ。ローリングのローを6、ストーンのスを4、ストーンズのズを2と置き換えて、642としてやりました。で、老いてなおお盛んなミックジャガー様からお名前をおかりして「ミック」です。値段も王様です。
ネーミングを考えているときは楽しいです。クイズの答えを考えている時のようですね。これまでも、ロデム・ポセイドン・ロプロスとつけた商品もありました。それはナスカの地上絵の鳥みたいなバッグが出来て「怪鳥」からロプロスとなり、同時に2つの型が出来たのでロデム、ポセイドンとおろしてきました。オーストリッチ使いのバッグをその肌感からゴジラと名付けたバッグもありました。
同じデザインでサイズの大小ネタでは「ドリー」と「テリー」のファンク兄弟、もち手の長さでメンズもの・レディスものをつくったときは「ダイスケ」「ハナコ」
底まわりのデザインのある一線が「崖」に見えたので映画の「クリフハンガー」からとって「クリフ」と名付けたものもありました。そいつの小さいサイズはクリフのスモールで「クリス」、大きいものを「クリファー」とネーミングしました。
そういう名前をバイヤー会議などで発表するのですが、今までで1番ウけたのが「ウイルソン」です。
夏の浴衣用の巾着型のバッグをそう名付けました。巾着型のバッグでウイルソンです。巾着・ウイルソン? 巾ちゃくういるそん・・・ チャックウイルソン!という塩梅です。

ところが20代前半の販売スタッフと話していると「世界まるごとハウマッチ!」を知らないんです。
もちろんそのバッグの大きめサイズ「ケント」を話しても分かりよらんかったですわ。

新作ができるまで(1)

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温かい励ましのお言葉ありがとうございました!
サボりたいんですけど心の底から「ゆーっくり」させてくれない零細企業経営者の悲しさよ。自分でムチ打って走ります。
こういうときはデザインだ!新作だ!ということで新作バッグ考えました。せっかくなんでデザインから始まって、サンプルができて、商品化されるまでをご案内したいと思います。
デザイン? デザイナー?なんだかかっこいいけど、こっ恥ずかしいな。対外的に「このバッグのデザインは?」と聞かれたら「僕です」と答えます。六本木の飲み屋で「俺、デザイナーなんだ」とはPRしますよ。でも自分をデザイナーだとは恐れ多くて思っていません。おこがましいです。
デザイナーというのはゼロから1を作れる人のことを言うのだと思います。既成概念を打ち破って新しい概念を生み出して産業化できるような。先人が考えもつかなかったような新しい発見や、創造性を構築する天才たちのことをさすと思っています。
あれっ?そんなんは発明、発見か。ドクター中松的だな。エジソンもそうか。シュリーマンもそうだよな。ビルゲイツもその範疇だ。
僕の場合は新作のアイデアがまず、あるときにふっと湧いてくる。やがてそれが膨らんで、頭ー首ー手ー指と伝わって紙にメモする。という流れです。左脳を駆使して雑誌や実物などを直接的にあんまり見ないです。白い紙に向かっている時は指ー手ー首ー頭と逆の順路で「ふっと湧いてくる源泉」まで戻れたりするので、その行き来の結果一応、図形化しています。(ちょっと偉そうですが)その瞬間はいきなり来るのでその流れのままで新作を作ってしまったりするので、「場当たり的だ」「見切り発車だ」だと社員におちょくられます。
ただ、そのふっと湧いてくる、その泉の地下には無意識に蓄えられた情報が埋まってるんだと信じています。その情報の貯水湖はそれこそ雑誌や街で見かけた商品、さらに普段の生活の見聞きしたものが溜まったものだと信じています。本を読むのも音楽を聴くのも海外へ行くのも、生まれたときから経験してきたことや知識達が熟成されて、あるときにふっと発せられると感じています。僕の場合、生まれもっての和装小物屋のせがれでしたので、親父が持ち帰ったぞうりや鼻緒や帯や着物が家にあったのは事実で、それの影響が大きいです。見聞きして溜まった情報が和装のフィルターを通るというイメージです。六本木の飲み屋での会話もそうです!イタリア人的に「もてたい!」と思うからあーだこーだと知識を熟成させるのです。
もうひとつ。自分では盲目的であったアイデアをお客様から頂くことがあります。カレンブロッソファンのお客様は時に僕以上にうちのブランドのことを知っていることもあり「この素材でこういうのがあればいいのに」とご依頼くださいます。それは僕の一部よごれた情報源よりは澄み切っていて新鮮です。
その過程をデザイン、その翻訳者をデザイナーといえばそうなんだけど、なんか違うねんなー
と、ここまで読み返してみて「なんて俺は偉そうなんだ」と自分で反省しています。どれどれと斜に構えて原案を見ると「たいしたことないわ」「新しさなんかなんもないやん」と思えてきた。
まっ、ええか。後はウデのいい職人さんがええもん作ってくれるやろ。

最近なあ。

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「アメリカは左を空ける」大阪式だあー。エスカレーター乗るときの立つ位置。でも多分車が右側通行だからそんなんも関係してるのかな。ということは大阪人はニューヨーカーなのか!はたまたニューヨーカーはいちびりなのか? どーでもえーしな、そんなこと。慣習とか習慣のものだ。
それよりここ最近なんかノラないんですよね。いい話はいっぱいある。自由が丘のお店は少し工事をして明るくなったし、11月1日売りのPENという雑誌に花緒サンダル2006が早々に紹介されるらしいし、メジャーどころから来年のサンダルの商談がき始めてるし、岡山天満屋さんの催事も良かったし、都城のギャラリーでも良かったし、10月10日までのそごう心斎橋は今イチやけど、2007年の出店話ですごいところからお誘いもあったし、阪神は優勝したし・・・ でもなんかあかんねん。
スランプか?確かにNY行くまではバタバタしてて、帰国後も「あれもせな、これもせな」とずっと忙しない。でもモチベーションが上らん。ビーンと張り詰めていたゴムが切れた感じだ。しかもその腰のないゴムが付いているパンツをはいている気分さっ。

    

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  • 本日から開催のパリプルミエクラスのトレンドブックに掲載していただきました。 http://twitpic.com/2l25na
  • 足袋屋さんで打ち合わせ。ハイソックス足袋をリクエストするが、それ専用の抜き型が必要とのこと。1型あたり10万くらい。22.5cmから27.5cm、5ミリ単位で作ると110万か。冬場に足袋の切れ目の素足は寒いねんけどなあ。
  • 行けまへんねや。10月の寺本展示会とか、呉服屋飛び込み営業とかで。
  • 注染の中尾社長と打ち合わせ。工場持って、企画ができて、小売店もある。苦しいけれど、理想形だと信じている。
  • あー去年まではこの時期パリに行く用意してたのになあ。優秀な現地スタッフがみつかって任せられると思ったけど、行きたくなってきた。世界中から集まるブースの雑貨みるとか、市内をうろうろするとか、バンプの蚤の市で異邦人気分味わうとか。行けばいくほどいいんだよなあ。
  • IFFの新和装ゾーン、出展社10社集められるか!?他にないものを作るのは当たり前。それをいかに売るかの時代。作り手と買い手のマッチングの場として合同展示会は確実な成果があるけど、出展料の採算が不明。しかしPR効果、やったるで感の一歩になる。
  • 和装関係者の皆さん。1月のIFFで「新和装」ゾーンを事務局から確保いただきました!出展の経費はかかりますけど、リスクと夢で作った商品を全国のバイヤーに披露しましょう。お恥ずかしながらタテマエ上オーガナイザーは私です。ご興味のある方はmac@calenblosso.jpまで
  • エイ素材の別注が立て続けにやってきた。あの人が履くのか。経済人や芸能人の情報はなかなかツイートできない。実はややうれしいねんけどな。
  • 盆明け初日。車のバッテリーは上ってるわ。会社の電灯の一部が漏電でブレーカー上るわ。変なテンション上る。午後からカレンブロッソ事業部立ち上げ後初めての本社会議。