山葡萄フェア、職人による実演のご案内

みなさま、こんにちは。
現在、東京ミッドタウン店では群馬伊勢崎の工房嶌吉さんの山葡萄フェアを開催中です。
・多種多様な組み方の籠とお財布が揃っています。

自然の風合いを活かした作品の数々に、連日多くのお客様に目を留めて頂いています。
今日は、その中でも工房嶌吉の毒島さんにしか作ることのできない貴重な作品をご紹介いたします。

■山葡萄で作られた、「アジサイ」です・山葡萄籠 乱/アジサイ ¥240,000-(税抜)
こちらはアジサイをモチーフとし、乱れ編みの中に花結びを組み合わせた作品です。
山葡萄細工では網代や花結びといった連続性のある組み方が一般的な中で、ひと際目を惹くデザイン性の高いお品物です。
このように、工房嶌吉さんが組み方の実用新案登録をお持ちですので、なかなか目にする機会の少ない逸品です。

9/30(土)には工房嶌吉の毒島さんご夫妻が来場され、籠組の実演の他、ご来店の方にブローチづくり体験をして頂けます。
毒島さんの職人技を直に感じられるのは勿論ですが、お手持ちの山葡萄細工のメンテナンスのご相談もできる貴重な機会となっています。
お着物にもお洋服にもしっくりと馴染む山葡萄の籠は、ひとつ持っていると大変重宝しますし、使い込むほどに艶が出て樹皮の色が深みを増し、愛着を深めることができますよ。
是非この機会にとっておきの山葡萄細工を探しにいらしてください。

■秋の六本木界隈は見どころがいっぱい
先日ご紹介したサントリー美術館の狩野元信展につづき、新国立美術館で安藤忠雄展「挑戦」が始まりました。
ミッドタウンに隣接する檜町公園には東日本大震災の復興支援として始まった移動式コンサートホール「アークノヴァ」もご覧いただけます。
週末のお出かけに、芸術の秋に相応しい六本木界隈での散策はいかがでしょうか。
スタッフ一同、皆様のお越しをお待ちしております。

 

お待たせいたしました!山葡萄細工のフェアが始まります

みなさま、こんにちは。
季節はすっかり秋になりましたね。短い秋単衣の期間を楽しむべく、美術館やカフェ巡りなどお着物でのお出掛けを楽しんでいる方も多いのではないでしょうか?
東京ミッドタウン店のお向かいのサントリー美術館では16日より『天下を治めた絵師・狩野元信』の展示が始まり、連日多くのお客様で賑わっています。

狩野派二代目である元信は、歴代狩野派の中でも最も高く評価される絵師といわれ、精緻でいて迫力ある作品の数々は一見の価値がございます。

さて、お店ではこれから年末に向けて、ミッドタウンへお越しの皆様に楽しんで頂ける様々なフェアが目白押しです。
今日は週末から始まる「群馬伊勢崎・工房嶌吉の山葡萄細工フェア」のお品物をご紹介いたしますね。
群馬伊勢崎・工房嶌吉 国産山葡萄バッグフェア
期間:2017/9/22(金)~10/1(日) 9/30(土)12時から18時…職人による実演

昨年秋の初開催時には大変ご好評を頂いた工房嶌吉の山葡萄細工を、今年も皆様にご紹介できる運びとなりました!
工房嶌吉は、群馬県伊勢崎の職人・毒島吉一さんが山葡萄や胡桃の編み組細工を手掛ける工房です。
今回はミッドタウン店でのフェアに合わせ山葡萄の籠、長財布をご用意いただきました。
毒島さんの作品の魅力は、組み込みの緻密さと正確さ、手に持った時の軽やかさです。
・山葡萄籠バッグ…税抜¥370,000-
こちらは「花結び」と呼ばれるお花を敷き詰めたような組み方で編まれた籠なのですが、お仕事の丁寧さは画像からもお分かり頂けるのではないでしょうか?
側面から底面へと続くカーブのラインにも自然な流れで花結びが並び、手触りがとてもしなやかです。

さらに今回は、非常に珍しい山葡萄の長財布もご用意しております。

・長財布 (奥)花結び…税抜¥160,000-
・長財布 (手前)乱れ…税抜¥96,000-

日々使っていくうちに、色艶が深まり、はじめは淡い茶色だった樹皮が深みのある濃茶へと変化していくのも山葡萄細工の醍醐味です。
「いつかは欲しいと思って、いろいろ見てはいるけれど…」という方の多い山葡萄の籠や小物。
永く大切に使いたいからこそ吟味して選びたいお品物ですよね。
世間に出回っている品物の中には、外国産や作り手の分からないものもあり、何が本当に良いものなのかお迷いの方も多いと思います。
会期中9/30(土)には毒島さんご本人が来場し、籠組みの実演や籠バッグにまつわるお話をして下さる貴重な機会となっております。

・昨年の実演の様子です。
お手持ちの編み組細工のメンテナンス方法やお修理のご相談にも乗って下さいますよ!

いままで何処でも見たことの無いような繊細さと機能性の高い逸品を手に取って頂ける10日間となります。
是非この機会にミッドタウン店へお越しくださいませ。